半切桶のあく抜き

 今まで山廃モト仕込みは、全体の仕込みの2割程度まで増え、だんだんとノウハウや技術の習熟が進んできています。更にその先?の技術を研究しようと今期より生モト仕込みを始めます。
その仕込みに使う半切桶(はんぎりおけ)が入って来ましたので、さっそくお湯を張り、あく抜きをしていきます。

(上の写真)あく抜きをチェックする小原彦人杜氏


(上の写真)半切桶だけでなく、櫂や酒樽もあく抜きをしています。
毎年蔵では課題を持って仕込みを行うようにしており、それによって若い職人さんが育ちます。今年からはしばらく「生モト」がよい課題になります。また、今期より新たに技術指導の先生もお願いしています。