農産物の風評被害

現在、農産物の風評被害が大きく報道されています。

特に被災地でかつ原発のある福島県などでは、農産物や同じ農産物の加工品である日本酒にも大変な風評被害出ているそうです。

まずは、農業関係や水道水関係の命令を出す方達、マスコミの人たち、流通業者の方たちの冷静な言葉が必要だと思います。

県単位などの大きな地域での規制ではなく、もっと細かく地域を区切るとか、出した命令が農業サイドや消費者まで内容がきちっと正確に伝わっているか。
みんな良かれと考えて行動していると思うので、上手にやっていきましょうよ。ちょっとした言葉の配慮が大切です。

これからの農業関係の復興だけでも、人的被害、農業機械・施設的被害、用水路などのインフラ的被害、田畑そのものの破壊など本当に大変な事態なのです。


本当に本当に大変な時期です。まずは風評被害だけでも食い止めましょう。




そこで放射性物質と稲作の関係では、以下の資料を参考に(酒米研究会の総会時)読みました。結果的には被災地も含めてほとんど問題ないように私には読めました。
(正直安心しました)。
 
 この資料によりますと、チェルノブイリの事故の時よりも、1960年代ごろ米国やソ連、中国などが行っていた大気圏内での核実験が盛んな頃の方が、世界中に、もちろん、日本にもはるかに沢山の放射性核種が降り注いでいたようです。そんなこと知りませんでした。


まずは、(財)環境科学技術研究所の発行している資料を参照してください。
http://www.ies.or.jp/japanese/mini/mini100_pdf/2006-02.pdf